西歸浦市訪問!二日目!

慣例の朝の散歩に5時30分に起床。ガイドさんに教えてもらった「天地淵の滝」を目指してGo!朝は誰もいないのでご自由に散策できるということでしたが、ゲートが閉まっていました。
それから、セヨン橋から正房の滝めがけて散策。気付くと7時30分!ホテルに帰り、9時30分のスタートに間に合うように、バタバタと朝食と荷造りをしました。
まず、サンパンサン(山房山)を視察。「山のなかに部屋のような洞窟がある」という意味でこの名称が付けられたということ。標高395メートルの山で、山頂部は溶岩で形成され、岸壁に生殖している岸壁植物のムカデラン、シマヒメツゲなどの珍種の植物が自生しているという。これらの岸壁植物は、天然記念物に指定されその保護に務められているということでした。
長い階段を15分程登り上がると大きな洞窟がありました。これで、進学就職祈願を行う神事が行われいる場所でした。ここも散策コースの一つに位置づけられています。
大きな産業がない西歸浦市は、観光産業が盛んな地域です。オルレ(裏路地の道)を中心に散策コースを歩く方も例年どうりの賑わいがあるという事です。
昼食後、「毎日オルレ市場」を視察。オルレとは「家の裏の小さな小道」という意味で、小さな市場かお思っていましたが、海鮮物から農産物をうる行商の方を中心に大規模な市場です。アーケドの中に店舗とリヤカーとが所狭しと並び、活気ある市場を体感しました。
その後14時に、「済州世界みかん博覧会」会場に移動しました。少し空模様が怪しい雰囲気です。会場につく頃にはパラパラとする中を駐車場から歩いて移動。
開幕式の席に案内され、会場の最前列に案内されました。各国の来賓の方々にご挨拶をし、中でも隣に座られた、在済州日本国領事の寺澤様にいろいろと情報を頂きながらの出席となりました。
開幕式の前のオープニングイベントは、済州島にみかんが入り、植栽から生産までの農家の苦悩、そして生産品を海路を通じてお王様に献上するまでを、市民ミュージカル風で紹介。大型スクリーンでの放映と舞台演劇を双方に使いながら上手く活用した内容でした。開幕宣言ではじまり、来賓紹介は大型スクリーンに顔写真入で紹介され、自分の顔が出た時は驚きました。その後、主催者の挨拶、済州島特別自治区の知事挨拶、などが挨拶され式典が進みましたが、言葉がわからなく動揺していると領事が時折通訳をして頂きました。
式典終了後のイベントは、4人のミュージシャンによるもので、聞くところでは韓国でも有名な方々だそうです。会場が大盛り上がりのイベントでした。2億5千万円の経費をかけたこの博覧会の凄さを感じる開幕式でした。
17時から、会場を会議室に移し、西歸浦市主催の歓迎レセプション(合同交流会)が行われ、来賓の方々とに交流を行いました。
そのレセプション終了後、みかんの出品展(展示会場)などを見にいかれる議員さんや、各国から「みかんの出展ブース」を見学される方など、それぞれ博覧会会場を視察しました。
私は、和歌山県紀の川市のブースを拝見し、同じ姉妹都市から出店協力をしているのに、唐津市はなぜ?と少し疑問を感じながら、紀の川市のみかん加工品を拝見しました。
今回の訪問のメインである「済州世界みかん博覧会」の視察と交流を終え、ホテルに帰りました。