唐津市議会災害時行動基準研修会!

唐津市議会では、9月議会において佐賀県下一斉の防災訓練時にあわせた、市議会の議会開会中における議場での災害対応訓練を行いました。議会開会中に緊急地震速報が入ったことを受け、議場での安全態勢をとり個人の身の安全を確保する。
その後情報収集にあたり議会としての対応を協議するという訓練です。執行部においても議会開会中の幹部職の対応を再度検討されたと思います。
この訓練を通じて、議会の災害時の行動基準を策定するために、議会運営委員会にお願いし基準策定作業に入り、12月に唐津市議会災害時行動基準を策定しました。
制定後すぐに絵に書いた餅にならないように、この災害行動基準をどのように理解し活用するかの研修を2月16日に予定をし実行しました。

講師に、唐津市危機管理防災課の毛利危機管理監督官(元自衛官)に、私共が策定した行動基準を読み込んでいただき、実際に行動する時の対応を細かに紐解いて説明を受けました。

開会の挨拶で、「3・11後、市民の安全・安心に対する思いが強くなり、災害は、いつでも、どこでも、だれでも災害に被災する可能性が高くなったと考えられます。まさに、行動基準策定後、1月の大雪による災害やライフーワークの混乱(断水)が起こりました。私共が市民の代表とした意識を持ち、これらの災害にどう対処し行動するか?を常に頭におくための一歩になる研修会と位置付けて今日の研修会に望んで下さい」と挨拶しました。
毛利危機管理監督官の研修は、行動基準の項目を、その場その場に例えられ、まさに現場をこれまで経験された方の目線で話していただきました。あわせて、今回の行動基準に盛り込んでない、原子力災害についても監督官の視線で講話をして頂きました。
この行動基準を頭に常におきながら迅速な対応ができるよう議会としても訓練を積み上げたいと感じました。