消防団が悩んでます!

佐賀県庁の中に消防団が組織されるということで非常に良い様に思えますが、果たして如何なものかと疑問を感じます。今、唐津市も市役所の職員を団本部の本部員として入団させ、消防団員を確保しようとしましたが、うまく行っていないようです。
消防団の活動は組織で動くもので、特別職は地域の消防団から選出されるべきで、そうしないと命令機能は動かないと思います。また、地域の消防団の団員の意識が下がると思います。
現在、地域の消防団では、人材確保が難しく機能別消防団などの様々な取り組みで団機能を運営しようと躍起になっている中で、このような特質した団員確保は如何なものかと思うところであります。
もし、県庁の職員が消防団に協力をするというならば、まずは、各地域の消防団に所属して、日常の活動・訓練は地域の消防団で行うべきで、その中から絆を深めていくべきだと考えます。
そして、その訓練を活かすために、昼間の勤務時間は県庁の消防団として活動の権限を与えれば地域に根づいた県庁マンになると思います。
今回のこの動きは、地域の現状を把握しないパフォーマンスのやり方に見えますね。

現場主義の古川知事にしては、現場をしっかりと見ていただき取り組んでいただきたいと思います。