唐津市:政務調査費の運用を明確化!

昨年末から政務調査費の運用についてオンブズマンから申し入れを受けていました。
その申し入れを議会運営委員会(制度検討委員会)で検討しましたのでご報告します。
1、会計帳簿及び調査旅費の全領収書の開示
  会計帳簿は、収支報告書の基礎となるもので会計帳簿は会派で管理しています。収支報告書の開示を行うようになっていましたので開示しておりましたが、会計帳簿を開 示することは透明性の確保に何の問題もないので開示するように決定しました。
  また、旅費については、唐津市職員等の旅費支給条例に定める所で定額支給を行っています。この件については全国的な課題であり市長部局と協議していくことにしまし た。この支給方法にはメリット・デメリットがあります。キャンセル、予約変更が生じた場合の対応、事務処理の課題なっどを検討しながら最近はやりのパック料金との比 較を行い検討していきたいと思います。
2、調査旅費に基づいた出張調査した議員全員の出張調査報告書の提出
  出張した議員が各々視察の効果、施策提言を記載した報告書の提出はあたり前のことであります。原則全員提出を義務付けておりますが未提出があったことは認めます。
  しかし今回、オンブズマンは、議会事務局提出の代表者のコピーを確認されただけで、会派の報告書の確認がなくその少なさに申し入れをされたと思います。今後とも全 員の報告書の作成提出を行ってまいります。
3、収支報告書の正確な記載
  この点については事務的なミスによるもので、今後正確に記載するようチェック体制を見直します。
以上が、今回の申し入れによる対応です。
そのことが、1月10日の佐賀新聞で報道されていましたので掲載します。

私は、改選後の議会において(4年に一度)政務調査費の議案質疑を行い、議会が襟を正すよう質疑をおこなっています。
唐津市議会としては、政務調査費は会派に支給するもので、個人の使途はできないようなシステム運営を行っています。そこで、24人もの志政会の運営については、コンピューターや印刷機、事務備品等の購入などの考えとして、6人対応で検討しますので随分と無駄を省く運用になっています。
一人会派は運用を独りで行えますし一人で備品購入もできます。このことを何時も頭に置いて運用することを指摘しています。今後もより良き政務調査費の運用ができるよう随時検討していきたいと思います。