『大手口再開発ビルに思う事』

唐津の顔である、まいづるビルが再開発して6階建ての複合ビルに生まれ変わる。
唐津市の中心街の活性化の鍵を握る事業で、地権者の皆さんで設立した『大手口開発』の取り組みに今後も注目をしなければならない。
この事業、国の『優良建築物等整備事業』の採択を受け、総事業費20億円で、補助金が役7億円(国、4億6、000万円・県、1億2、300万円・市、1億2,300万円)事業者が13億円で複合ビルに建替える事業。
1、2階が地権者が所有する『権利床』でバスセンター、飲食店、書店などの商業スペース、3階が『小ホールを備えた街なか交流プラザ』4階は建設会社が売却先を見つける。5階、6階は市役所の教育委員会や農業委員会が入る予定。
(6月までに解体、9月から建設、来年6月に新しいビルが完成する予定)
さて、山下部長の新聞のコメントには、『市の活性化の始まりとなる大切な事業の始まり。周辺部と連携し、コンパクトシティーとして発展したい』という事。
唐津市は中央商店街の活性化が、これまでの最大の課題!
しかし、大手口再開発ビルの完成だけでは商店街の活性化の解決になるとは考えられない。私は、合併当初の一般質問で『唐津市のへそは変わったと考える。これから、人の動き、経済の流れを考えた町づくりを考えるべき。』と提言!!
それから5年
平成22年4月の早稲田中高一貫校の開設により、新たな人の流れが生まれる。いかに大手口に足を運ばせ、商店街にその導線を見出すか?おもてなしの心の改善!そして人と人との暖かな商いの展開。そこにいきたくなる魅力を作り上げてこそ、唐津ファンが生まれる。大手口再開発ビルの完成は”新しい唐津の顔!になれ。