浜崎駅周辺整備検討委員会の計画案まとまる!


第4回の検討委員会が3月29日(火)ひれふりランドで行われ傍聴に行きました。
過去3回の検討委員会の振り返りがあり、そこで積み上げた内容で今回計画書がまとめられました。
3案に絞られた駅舎のパターンは、(1)橋上駅パターン(2)2階駅パターン(3)橋上駅+既存駅舎パターンが示され、最終的に(1)案が原案となった。(2)案は副案(3)案は既存駅舎をそのまま残さず、駅舎のデザインや色で反映させるという事でまとめられている。
2人の委員からは、(3)案の既存駅舎の活用を望んでいたとの声も上がったが、地域の思いを残していく手法を引き続き検討するという回答でとどまった。今後もこの委員会は存続され意見を取り入れるという事でした。
今回の(1)案の駅は、俗に言う「都会型駅」の象徴で、北側と南側にはロータリーもセットで計画がなされています。そこから自由通路で南北を歩行者が往き来する通路が整備される計画です。
もちろん、南北を自由通路でつなげる効果はある様には感じますが、誰が、いつ、どの様な活用がなされるのか?自由通路ができるとどの様な町の活性化になるのか?などのビジョンは見えませんでした。
本当に、浜玉駅を中心としたまちづくりの計画案に、将来の唐津市全体の玄関口としたビジョンが加味された計画になっているのかと心の中で呟きました。ハード整備だけでは将来は生き残れず、唐津らしさ浜崎らしさが求められる駅舎とその活用こそが大切だと思います。

(プラン(1)のイメージ案です)
今後JRと協議がなされていく様です。今後の協議の経過と建設ビジョンを見ていきたいと思います。