公共工事をめぐる不正入札に係る特別委員会について!

議長職を拝命して委員長を辞任したことで、楢崎委員長にその職を委ねました。
市民の皆様から今回の事件で、市役所に対する信頼の喪失により、多くのご意見をいただきました。私ども議会といたしましても、議会のチェック機能を果たせなかった反省と、これまでの議会活動の反省に立ち、議会自らの制度改革も合わせた再発防止策を講じる為に、特別委員会を立ち上げ、その改革案を作り出すためにこれまで議論をしてきたところであります。
特別委員会の進め方(協議方法)ですが、
1、情報の収集
  �事実関係の把握
  �現在の入札方法について
  �唐津市の倫理会議の進捗、協議内容
  �他市の事例調査
  �市民の意見を聴く
  �市長はじめ職員、業者からの情報収集
        
2、職員と議員の倫理の確立
  �職員アンケートからの検討
  �市役所内にある根本的な課題
  �議員活動の在り方

3、組織体制の検討
  �集中した権限の分散化

4、これらを検討し、「再発防止策」の提言を行う。 

このことを基に、これまで調査と研究、議論を重ねてまいりました。

委員長交代後も楢崎委員長のもと、特別委員会が4日に開催され、その模様が翌日に放映されました。
テレビを見た方々からはさまざまなご意見をいただき、このブログにもコメントをいただいております。少しでも皆様のご意見を反映できるように今まで取り組んでまいりました。

これまでの委員会の答弁の中で、議会の提言を受けて職員倫理の在り方や組織改革の課題の改革、機構改革についても考えていくという答弁がありました。また、入札制度改革についても新年度からの入札で対応できる方法を早急に改正した中で、入札を行いたいうことです。このような事から早急に特別委員会の提言をまとめ、議会に報告し、執行部に提言する予定で進められています。
また、4日の特別委員会での市長答弁で、3月議会に市長はじめ職員の処分の議案を上程するという答弁もありました。
市長はじめ執行部の自らの自責の念での処分に合わせ、二度と今回のような事件が起こらない制度を早急に作り上げる為にも、議会として取り組んでまいりたいと思います。
また、議会の倫理制度についても、議員研修の開催や議員倫理規定の制定について、議会運営委員会で早急な制定に向け取り組むべきだという提言も考えています。あわせて、執行部側において、要望や陳情の対応の取り決めを定め、記録に残した中での対処法を早急に行う仕組みの検討を始めていただきたいと考えています。
これらの事が是非とも提言の中に反映できるよう、私も会派の会議で提案をしてまいります。