玄海原子力発電所 視察!

玄海原子力発電所の安全対策や防災対策についての現在の進捗について視察を行いました。

幾重もの対策による原子力発電所の安全確保では、第一段階から第6段階に分けたそれぞれの対応と施設整備が行われている。
その段階ごとにフローチャートを示しそれぞれの安全向上への取り組み整備について説明を受けました。
1、冷却手段の多様化
  常設電動注入ポンプに加え可搬型のポンプの設置及び移動式大容量のポンプ車による海水  を冷却水にする供給を行う
2、電源供給手段の多様化
  常設の電源設備に加え新たな電源の供給手段として、移動式大容量発電機、直流電源用発  電機、中でも連続7日間運転可能な燃料油貯蔵タンクが増設されている。
3、水素爆発防止対策
  格納容器内での水素爆発防止対策として、触媒式水素再結合装置及び電気式水素燃焼装置  を設置しています。
4、放射性部質拡散抑制対策
  万が一、格納容器が破損した場合の放射性物質の拡散を防ぐため放水砲の配備がなされて  いる
5、緊急時対策所の設置
  重大事故時の現地対策本部として平成27年度完成の免震構造の重要棟が完成予定
  それまでの代替え緊急時対策所が建設されていた。

以上な個所を中心に現地調査を行いました。

さまざまな段階に応じた危機管理のもとに、安全対策や防災対策が行われていることを確認したが、このような施設整備も合わせた安全審査が現在行われていますので、今後の動向に注視していきます。