唐津港に移動上屋!


松浦通運さんが、妙見埠頭に移動式の上屋を建設され、その施設を見学しました。
今までは、積み荷の管理が埠頭に荷揚げを行うまで野ざらし状態(簡易倉庫・シ―ト対応)でしたが、今回移動式の上屋を設置され、非常に素晴らしい管理ができる施設だと感じました。

レール長100メートル、上屋は、延長52,5メートル・幅28メートルの高さが5,9メートル。移動が55メートル移動するもので、これにより積み荷の保管状態は良好になりました。

総事業費:2億244万円( 内、補助対象事業費:1億8,660千円 )
補助内訳:県 5、000万円
     市 2、500万円

この施設が整備でき、積み荷の保管機能が向上、さまざまな事業展開に期待ができる。
今後、あと100メートル延長、移動上屋1期の増設も計画できる様に、利用率アップに繋げたいと抱負を語られた。

また、現在グアムのインフラ整備における、舗装の材料となる石材の輸出が進んでいる。
唐津採石場の石材が、米国試験材料協会(ASTM規格)に適合し、唐津港から輸出されている。移動上屋整備は、これらの事業展開のステップとなる整備であり、唐津港の振興と地場企業の進行に繋げていただきたい。
写真にあるパワーショベルは、グアムから修理に唐津に持ち込まれたものである。修理をする工場がグアムにはないということで、これも地場企業の振興に繋がりますね。