東京スカイツリ―!


≪写真は佐賀新聞から≫

東京スカイツリー は、5月22日に開業予定。 前人未到の643メートルのタワーに注ぎ込まれた最新技術について調べた。
建設にあたり、600メートル以上の上空の風の動きを気象観測気球で検証。また地下約三キロメートルの深部の地層構造を調べ、地震などの揺れを一年かけて研究したそうだ。
東京スカイツリーには3つの最新技術が導入されている。
1、タワーの足元を支える特殊な杭の技術。「ナックル・ウォール工法」地震や強風に耐えるように、長さ50メートルの基礎ぐいに120個の突起(ナックル)を付け硬い地盤位に食い込ませる工法。
2、最上部のゲイン塔(放送用アンテナ設備取り付け用の柱)を地上で組み立て、引き上げる「リフトアップ工法」の採用。500メートル以上の作業の省略など、安全と品質の確保、工期短縮が計られた。
3、型枠を滑り上げながら連続してコンクリートを打設する工法「スリップフォーム工法」により、タワーの中心部に地震の揺れを低減する直径八メートル、高さ375メートルの円柱形の心柱を半年で構築した。
また、日本の伝統美をタワーの形状と伝承に生かした。日本刀の緩やかな反りとむくりの曲線の発想と、雅と粋の二色のイルミネーションは、江戸紫の光で優雅さを現し、淡いブルーは隅田川の水の色で江戸っ子の粋を表現したという。
いよいよ、開業秒読みに来ましたね。しかし、展望は予約待ちだそうですが・・・。