唐津市議会:会派研究会!

16日(月)、ハウステンボス観光(株)地頭園代表取締役社長をお招きして会は研究会を開催。

観光課職員や観光業界・一般からの参加もいただいて「ハウステンボスの観光戦略」について講演をいただいた。


社長の講演では、消防局を32歳で退職後に衣料販売店を開業。そこで地元の衰退と子供の育成を考えたスポーツでの活性化を模索。
その時に、萩本欽一さんとの出会いにより2007年に九州初のプロ野球独立チームを立ち上げて四国・九州独立リーグに参戦したが、
資金不足でチームを解散した。その後、ハウステンボスの再建を考え、野球で得た人脈を活かし。HISの澤田社長に相談。
H10年2月にHISが親会社になりハウステンボスが再スタートした。
概要1)ハウステンボス周辺観光を考える
    2011年3月 周遊観光協議会(6市・2町・ハウステンボス) 点を面へ→大きな観光コンベンションができた
概要2)ハウステンボスという1つの街の(澤田社長)改革
    東京ドーム33個の大きな街を、2つに分け集中開発。無料ゾーン・有料ゾーンのすみわけ
    集客の素材づくり・・・イベント・ものづくり・・・常に予算と費用対効果の検証
    運営すべての人材育成・・・プロパーの導入・語学研修・人事異動が週2から3回はある・適材適所
    地の利・・・東京からは田舎(高費用)・アジアには近い(船の時代・上海航路)飛行機低料金
    *すべての判断、行動にスピードがけた違いである。ベンチャー企業家は・・・夢・単純明快・数字には細かく
概要3)唐津市はどうか
    市町村合併した大きな唐津市の街の構成・・・どこをどう集中改革するか。どこから攻めるか。
    他の都市より優れているものは何か。どこが勝っているか。
    その素材を使い集客するために十分か。足りないものはなにか。
    予算はいくらあるのか
    人材はそろっているのか
    今後の予定はどうなっているのか(計画)
    *これらを本気でスピード間を持ってやれるか。作れるか。

唐津海岸沿いは素晴らしいものがあり、福岡圏都市を睨んだ観光戦略やデートスポットとしての開発提言などがありました。
また、ハウステンボス側からも、福岡を睨んだ唐津まわりのルートでの移動観光も検討してみたいという提案がありました。

このような講演でした。
唐津市の観光に携わるすべての人の英知を結集して本気で取り組むべき課題だと思います。