唐津市議会:児童館を保育園の分園に移行!

 紹介していましたが、12月議会に、保育型児童館の7館を来年4月1日から保育園の分園に移行する条例の一部変更の議案が提案されています。
明日の議会最終日に、日共産党議員団から修正案が上程され、保育型児童館の廃止を平成24年4月1日から平成25年4月1日へ1年間廃止を遅らせるという議案です。
このことにより、保育型児童館7館の保育所分園化が1年間遅れるものであります。
保育型児童館は、昭和40年代半ばに保育所が足りないということで、全国でも珍しい唐津方式という先進的な施策として設置されたもので、唐津市の単独の市費と保護者の負担で運営されてきたものであります。しかし、近年の少子化の時代背景のもと児童館に通う子供が減少し、通園する子供の確保が大きな問題となっておりました。 
そこで、この議案において、保護者の方々の声に応えるために、当初平成24年から26年のまでの3カ年で進めようと考えておられました分園化を、平成24年4月1日から実施をするということですので、大変評価できるものであり、保護者側に立てば、これを1年間遅らせることには、到底賛成されないものであります。
市民厚生委員会でも部長に確認しました。
分園化に対する不安の解消や要望の取り入れ、職員の人員配置や保育園の負担増に関すること、ゼロ歳児の離乳食を含んだ給食の配送の安全性、本園と分園との一体的保育の実施など、保育所分園化への確実な移行については、きちんと責任を持って行という答弁をいただきました。子供の安全・安心には十分な配慮をお願いします。