唐津市議会:姉妹都市訪問NO2

≪済州オルレウォーキングフェスティバル視察≫
この済州オルレとは、世界自然遺産に登録された済州島済州島を一周するウォーキングロード(オルレ)が整備し(現在3分の2が完成)、歩きながら自然と歴史を満喫する徒歩旅行者のための歩く道の事です。
2007年9月に第1コースをオープンし、2011年7月現在まで23コースが整備されている。その大半が海岸線に沿ったコースで、海岸線の素晴らしい景色と、緑豊かな草原、ミカン畑、石垣などを見ながらゆっくりと散策させる事がこの事業の目的であります。
今回、姉妹都市が開催する「愛を実感しよう、この道で」済州オルレ・フェスティバル、11月9日から11月12日までの4日間(6コースが14,4Km、7コースが13,8Km、8コースが15,2Km、9コースが8,2Km)で開催。私共は、11月10日の第7コースを視察で参加することにし、イベント事業について体験しました。
当日は、雨模様であり合羽を着ての参加でしたが、多くの方の参加に驚きました。(韓国本土はもとより世界各国から参加があり)コースを散策すると、海岸線のコースのいたるところで催し物が行われ、参加した方が喜んでいただける趣向が数多くあり、この規模で4日間開催するのは大変だと実感しました。
また、このイベントの日本語のチラシ・参加申込書があるのにも驚きました。多くの日本人ツアーが参加されているということです。




≪所管≫
 今回、姉妹都市西帰浦市に表敬訪問、オルレ視察に参加し、まず感じた事は、姉妹都市間の交流が薄れてきている事が残念に思えた。姉妹都市を結んだ背景がこのままだと後世にバトンが繋がるのだろうかと思うと、今後の相互の交流が大いに課題であり、特に職員派遣交流事業の継続はその一歩である。
また、高市長も就任後未だに唐津を訪れた事もなく、又西帰浦市議会が無くなり議会との交流が途絶えている事を考えると、行政・議会の交流は今後の検討課題として早急な対応が求められる。
次に、オルレ事業だが、このように、世界自然遺産に登録した事を武器として、歩く散策を観光化した戦略は一つの大きなヒントになりました。また、これらの事業支援・市民参加も姉妹都市交流の位置づけとなるのではないかと考える。