唐津市議会:藤元支配人のコメントから!

昨日のコメントにお答えします。

質問1)
議会とは、議会内部及び執行部との協議は当然でしょうが、地域市民や各業界などとの協議や現状聞き取り調査などは、形としてはなされないのでしょうか?個々の議員の活動の中で市民の声を取り上げるのでしょうか?

お答え)

藤元支配人さんは十分ご承知でしょうが、議会は、3月の当初予算審査、6月、9月、12月の補正予算審査、この4つの定例議会が開催され、各々21日から23日の会期で行われます。この定例議会唐津市の予算・条例を決定し、それによりさまざまなルールや予算が決まり、福祉サービスや道路整備などの事業がおこなわれます。この定例議会のほかに、緊急に決定することが起きれば臨時議会の開催、また、10月には決算特別委員会を開催し、前年度の予算の執行状況や事業効果を審査し、翌年度予算に繁栄させます。
4つの定例議会の会期中に一般質問が設けられています。一般質問とは、議員が日常の活動の中で、市民、団体の意見を聴き市政に対し提言したり、政策に苦言を呈することができシステムです。どの議員も申し込めば必ずできる事になっています。(1人持ち時間70分・TV中継あり)
今回の質問1)のお答えですが、今の唐津市議会では、法律的根拠を持たせた、公開の語る会や、聴く会を開くことを決定していませんので、個々の議員活動で広く意見を聴く事により、市民の皆様や業界の声を聴くことになっています。
*法的に議会として基本条例の中に市民とかたる会などの位置づけをすれば、前回、神埼市議会の取り組みをお知らせしたよな形になりますが、全国的に賛否両論があり、うまく機能していない所が多いようです。形や制度にこだわらずに、議員個々(個々の集団も可)が自分の後援会や所属している各種団体の中で意見の集約を行う事が大切だと考えています。


質問2)
議会には、各委員会が設けられ専門分野での調査・議論
がなされているでしょうが、議会と市民の意見交換の場はあるのでしょうか?

お答え)

先ほど定例議会により唐津市の予算や条例が決定されるといいましたが、そのために執行部は議会に議案(審査項目議題)出します。提出された議案は、2日間全員で議案を審査します。(TV中継あり)
その後、議案を専門的に審査するために先ほどの質問2)でありました、常任委員会があります。この委員会ごとに付託を行い、3日間に渡り集中審査をするようになっています。(1、総務教育2、産業経済3、建設水道4、市民厚生の4委員会)
この委員会は、議会会期中に活動するもので、日ごろの活動の権限はありません。よって、先ほど言いました個々(個々の集団も可)の活動が原点になります。

*では、個々の活動(個々の集団も可)の事例として
1、個々の後援会活動を通した意見集約
2、イベントや総会などの案内を通した意見集約(議長や委員長が出席)
3、個々が加入している所属団体の中での意見の集約
4、志政会では、農業振興議員連盟、森林活性化議員連盟、教育懇話会、
  唐津地区港湾振興議員連盟などを設置しています。民間団体との意見  交換会の開催しています。
5、議会に対し、請願・陳情・要望などを受付

などにより、市民の意見を広く聴くように心がけています。

*今後の課題として、4、以外の団体からの意見集約の場の構築と、制度上の意見集約の場が必要かを検討していきます。