唐津市:津波に不安の声!!

東日本大震災を受け、玄海原子力発電所津波災害に不安の声が上がっている。さらに、日赤病院の移転候補地についても火力発電所遊休地でいいのかとの声が上がっているのは事実でその対応を協議。
3月議会において、唐津市議会として「東北地方太平洋沖地震災害の実情を踏まえ、安全性の速やかな検証を行い事業の進捗を図ること」という、付帯意見を付けていました。
その後唐津市の対応として、
(1)歴史的観点からの検討
(2)日本周辺のプレート及びプレート境界からの検討
(3)日本周辺の津波発生メカニズムからの検討
(4)地震による液状化現象に係る検討
(5)その他

以上の観点から市は今後データー収集や学識経験者の意見を集約して再検討に入る。また、適時に説明を行いたいとのこと。

(4)液状化においては、ボウリング調査の結果から、柱状図の測定結果を算定すると、震度5では液状化は見られず震度7で発生するとの判断。
液状化対策の基礎は開発されているが、基礎工事に多額の費用が伴う。

これから、(1)から(5)までの検討を今後見守りたい。

*火力発電所の休止か再稼働かが大きな課題である。制度が平成25年度着工の縛りがあるため、国に対して1年延長のお願いも同時に進行中。